平成16年度 トピックス

古山登茂代先生(山梨栄養学園副園長:本会会員)の「山の都の孫芋と糸昆布のお雑煮」が文化庁選定の「お雑煮100選」に選ばれました。

古山先生から、入選に際し本会に付記をいただきました。
 「祖母から母へ、母から娘の私へと伝わり、正月三が日は、なくてはならないものになっている。
我が家の『孫芋と糸昆布のお雑煮』
 原点は、甲府の中心地であったといわれる旧山田町(ようだまち)周辺の商家ではないかと思うのですが、時代が変わり孫芋の入手が困難な時は、小芋になったり半月切りの大根、人参が梅型になるなどの変遷はありますが、白モチ、キビモチに野菜たっぷり、かまぼこ、お芋、キノコ、昆布が入り、元日はしょうゆ味、2日は白みそ3日は赤味噌は変わりありません。
 世界の料理が食べられる昨今ですが、伝統の行事食を見直す一助となればと思います。」
材料
・白もち2個(100g) ・きびもち4個(200g) 
・椀の具:孫芋(里芋)4個 ・大根150g ・人参70g ・ひらたけ50g ・かまぼこ4切れ ・糸昆布 適宜 
・青味(三つ葉、きぬさやなど) 適宜 ・汁(削りかつお節だし 600〜700ml (しょうゆ、塩、みりん味)
(白または赤味噌、みりん味))

作り方(2人分)
1 孫芋は、皮をむき下ゆでする。
2 大根は半月、人参は梅型に切り下ゆでする。
3 だし汁に芋、大根、人参を入れ柔らかくなったらひらたけを入れ調味し、結びかまぼこを入れる。
4 もちは焼いて湯につけておく。もちの大きさは、5×6p
5 椀に汁少々を入れ、湯を切った白もち、きびもち入れ、具とともに汁をはり、火を通しておいた糸昆布と青味をのせる。(汁の味は、元日はしょうゆ味、2日目は白みそ味、3日目は赤みそ味)

もちや雑煮にまつわる言い伝えなど
  白もち・きびもちは、金と銀で豊かさを願って、孫芋は子孫繁栄、糸昆布は長寿を願っての意味で入れると言い伝えられてきました。
 子供の頃は、しょうゆ味で元日の朝だけでしたが、現在は味噌味を加え3ヶ日ゆっくり頂きます。